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杉の赤身と白太 ウッドデッキ

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 MUKU-DATA  杉赤身勝ち ウッドデッキ材 白太部分腐食


写真は杉のウッドデッキが腐食したので取り替えた際の廃材です。
材種は杉で赤身勝ち(赤身が多いこと、個人的認識では80~90%以上は赤身)で防腐剤が塗布されていた
そう安くはないウッドデッキ材
木口の断面を見ると白太部分のみ腐食しているのが分るでしょうか?
赤身はまだ残り、杉の白い部分のみ腐食が進んでいます。

杉の赤身は耐久性があるという実証です。


丁度傷んだ杉丸太の賃挽き材も同じような症状になっていました。
長く土場に放置され、片付ける為に賃挽きを依頼されている丸太から挽いた平角類
辺材部分の白太の腐食が進んでいる事がお分かりかと思います。
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木は濡れてもまた乾けば問題はありません。
その証拠に昔の入母屋造りの和風住宅に見られる下見板、
あの下見板なんて節の少ないものはどちらかと言えば白が多い板でした。
塗装を施すところもあれば素地のままも多かったのですが、
20年、30年たっても腐食はありません。

赤の方が良いに越したことはありませんが
水が切れて乾いていれば木の腐食はほぼないかと思います。


外壁材は垂直面ですから水も切れやすいのでしょうが、
水平面であるウッドデッキはどうしても水がたまり易いかと思います。

水が切れやすいようにデッキ断面に勾配をつけるというのも
使い勝手からすると現実的ではありません。


以前、河川敷公園のベンチやテーブルの腐食で相談にのったことがありましたが
現地へいき腐食した箇所を良く観察すると、
丁寧な仕口・継手などが特に腐食が激しかったです。
きっと大工さんは皆さんにいつまでも長く安全に使ってもらおうと
丁寧な仕事を心掛け作られたのでしょうが、
逆にその複雑な仕口が水を呼び、いつまでも乾かない状態であったことがわかりました。

継手や仕口は水キレがいいようにシンプルに
ということを感じました。


写真のデッキ材は施工5年ですが、何故に腐食が進んだか?
考えられるのは、
・板目部分が割れてそこから雨水が浸透
・釘の打ち方でその部分に水が貯まり浸透
・一部だけ腐食が激しかったとの事ですが・・・
その部分に樹木の落ち葉が貯まる、何かずっと置かれているものがあった
そこにいつも雨だれなどある・・・ 
・その他

仮に耐久性のある材であったとしても、ずっと湿った状態であれば
木の腐食は進むものかと思います。


杉に限らず、桧でも欅でも木は赤身部分は腐食しにくいこと、
デッキ材はシンプルに水キレ良く施工すること

まとまりがない内容になってしまいましたが、
工場にある杉材を見ながらそんな事を思っていました。

でも樹脂のデッキより素足の下から伝わるウッドデッキの質感って
やっぱり良いものですよね。。。






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by solid6q | 2020-06-30 07:56 | ウッドデッキ・ルーバー・板塀