2018年 10月 11日
アサメラ アフロモシア アフロルモシア 付属書Ⅱ
全面に小ヒビの入ったアサメラはどこかいい雰囲気があると先日ブログに書いたが → アサメラ 皺板
それを式台にするので鉋掛けを頼まれた。
鉋をかける前の表情が雰囲気あっていいと思っていたが、
万能機を通した後の表情も表面は仕上がっているけど、シワは残っているっていう
何とも言えない面白い表情になった。
オイル塗装すると更にチーク色になり(色や表情が似ていることからアフリカンチークとも言われている)
小ヒビの部分にはオイルが浸透してそこの部分も強調されるのではないでしょうか・・
ところで我々業界人にとってはアサメラは昔、良く無垢材の玄関式台・框のセットとして
馴染みのある材なのですが、
これ、ワシントン条約の付属書Ⅱにアフロルモシアとして
記載されているのですね。(平成29年1月13日時点版)→ ワシントン条約付属書
そういえば、市場で新材を目にする事は少なく、
昔の材ばかり出てくるように思います。
こうした小ヒビの入った古い材が
新たに新築の式台として蘇る、
とっても喜ばしい事です。
by solid6q
| 2018-10-11 07:36
| ヴィンテージウッド・古材