2018年 10月 02日
黄肌(キハダ)一枚板
約3年桟積みして乾かしていたキハダを削りました。
まだ少し材は動くかもしれませんが、3年乾燥後一旦削り、立て掛けて更に乾燥させながら
材が動くかどうか観察していきます。
(時間とコストがかかる作業ですが、材の様子、動きが分かるので事で安心します)
一見冴えない色合いですが、長く時間の経過と共に槐のような茶系に変化していきます。
以前、こげ茶のテーブルを見た際、何の木か一瞬わからないほど茶色になっていました。
最近、なんとなく感じるのはグレー色っぽい
いっけん冴えないような色合いの木、
例えばこのキハダであったり神代であったりと求められる事が多くなったように感じます。
通好みといいますか、、、
ただ単にお客さんと共に歳をとった事で年相応の趣向に変わっただけ?
なのかもしれませんが。。。
上記写真、全て3.7m材
左から
③ t52 310-400-560mm
① t50 430-460-590mm
② t55 310-400-560mm
このようなサイズになります。
中間検地はL1800mm部分です。
巾が少し狭いですので、何に向けるのがいいでしょうか?
縮み杢が入り、全体に上品な印象です。
by solid6q
| 2018-10-02 07:10
| 和材 日本の木