2017年 12月 05日
材木
昨夜なかなか寝付けずに
ツイッターを眺めていたら、建築エコノミストの森山高至さんが、
材のことを書いていた。
そう、そう、って眺めていました。
あぁ昔の大工さんの多くはこのようにして材を設えていたんだよなぁ・・
って。
古い建物を見ていると、そのことを読み取ることができます。
➡ 森山さんのツイート
たとえば、玄関脇の棚板に黒柿パーシモンがいいかマホガニーがいいか、
いやいやそんなの使うのは実に嫌らしいから、潔く桂材にしとくかとか、
枯れた感じで桑はどうか、それも通好みで虚飾でないか、
ならばいっそのことヤニ松ぶっこむか、
華麗にカリンでだとか、
チークで、古代杉でとか悩むのが教養。
森山さんは、
凝り性で木にも詳しい建築家:齋藤裕さんのところ一時いたのですよね、
➡ ある日の斉藤ジムショ
齋藤さんといえば、銘木市場で一度お会いして、
クラロやバストゥーンウォルナットなどについて
お話しましたが、
材の見方が独特の視点でとても面白かった。
建築に携わる多くの人が
もっと木を知ると、建築の幅が広がり、
100倍楽しいものになるのになぁ・・・
と常々思ったりしています。
by solid6q
| 2017-12-05 07:46
| 材木屋