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チーク 挽き板

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 MUKU-DATA  チーク 1800 120x12mm 挽き板材


チークの125x100mmの角材から 120x12mmの板を製材しました。
内装の壁面材の一部になります。
少し節もあり、粘っこいチークを割りましたので
個性的な表情になっています。

チークのフリッチは、もう何度か製材していますので
ある程度その特性はつかめてきました。

触った感じはしっとりとして油分が多く、
耐久性があるであろうことがわかります。

暫く保管してあるチーク材は色も濃く深い、
製材したり、万能機で削ったりした直後は色は一旦抜け、
その直後、紫外線に当たる事で見る見る色が付いてきます。
見ているだけでその色の変化はわかります。

少し色焼けした数分後に板の裏面を見ると
色はまだ白い事から、空気に触れて色が変化するのではなく
紫外線に当たる事で色の変化が起こる事がわかります。

ある程度のところで一旦、その色の変化は止まり、
それから時間をかけながらじっくり熟成されるが如く、
深みのある色合いに変化していきます。
この手の木はパドックやパープルハートもそうでしたし、
神代もそうだと聞きます(神代は製材経験なし)


熟成しながら深みを増していくこと、

「木の家」の魅力の一つかと思います。





粘っこそうなチーク
触ると油分を感じます。
良いです。
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写真では分り辛いかもしれませんが
表面が紫外線である程度色付き、
裏面を返すと、まだ白いです。

裏面
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        ↓
表面
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by solid6q | 2017-09-22 07:08 | 広葉樹平割材