2017年 06月 28日
敷板、式台、置台
年輪が細かく流れた柾目のケヤキの塊です。
t120mmほどあります。
再割して何か木工の素材としても使えるのかもしれませんが、
いつも建築の中での素材として
何にするのがいいだろう・・?
っていう視点に重きをおいているので他の発想がなかなか出てきません。
(建築中心で頭が固い)
こういった小さくても表情のある材は、
最近の建築で良く作られる、
土間やスキップフロアの段差部分の
式台なんかにいいのではないでしょうか?
少し厚みのあるもの、ありそうで探すとなかなかないのが適材。
梁材でもそれなりにいいのでしょうが、
できれば高樹齢、杢目のあるもの、レアな木、思い入れのある木など
その断片を添え置くことで、一層見栄えもすることかと思います。
素足の裏から大自然の温もりが伝わってくることでしょう。
え?
写真の欅、汚いって?
いえいえ、
まだ仕上げていないからで、
原石です。
削って磨けば、良くなります。
こっちはちょっと薄い欅
一二三石ならぬ一二三杢?
by solid6q
| 2017-06-28 07:24
| 木の式台・敷板・置台