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桜 一枚板

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 MUKU-DATA   I様(新潟市在住)と桜一枚板


もうすぐ、新潟も桜の季節がやってきますね、
みなさん、桜の木の香りはご存知でしょうか?

土曜日、お買い上げいただいた厚い桜の板を自ら仕上げにIさんが作業をしていました。
一度表面は鉋がけを終え、反りは取れている材ですので、
作業内容は、表面ペーパー仕上げ、木口のカット、辺材部分の耳の皮剥がしです。
それほど大変ではないかと思いますが、根気がいるかな?終わりが見えない?

半加工された板を自ら最終仕上げを行う。
桜の香り、触った感じ、実体験です。
最後はオイル塗装を施す。
色や杢目の美しさを実感し、一層愛着も沸いてくることでしょう。

前回、この場で居合わせたTさん、
Iさんとやり取りが始まり、加工のアドバイスにかけつけてくれました。
(申し訳ないけど、私はTさんにお任せして自分の仕事をさせていただいておりました)

夕方、行ってみたら、倉庫の中はほんのりと桜の香り、
先日まで見ず知らずだったIさんとTさんの会話、
木を通じてのことで、
なんだかとても嬉しい気持ちになりました。


半加工をされた材を、自分で仕上げてみたいって方がいらっしゃいましたら、
是非、やってみてください。
場所はここをご自由に使ってください。
※ただし、お手伝いはできず放置気味になるかとは思いますのでご了承ください。




桜加工中
Tさんは「欠点のないきれいなものが好き」
Iさんは「自然のフォルム、野趣に富んだ表情が好き」
とのことです。
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4/10追記
その後、Iさんは4~5回、倉庫に加工しにきたでしょうか、
辺材部分の皮をとり、表面をサンダー仕上げして調整、
よくやく昨日オイル塗装を施し、ひとまず完成です。
なかなか見ごたえのある桜の一枚板になりました。
縮み杢も入っています。
これから室内へ移りIさんと共に時を刻んでいくことでしょう。
仕上げの過程に何を想いこの桜と向き合っていたのか?
Iさんに聞いてみようと思います。

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by solid6q | 2017-03-13 07:52 | 無垢な人