2016年 06月 21日
なきゃ作る
昨日は夕方から小須戸・白根木材組合の総会へ行ってきました。
小須戸白根木材組合6社
木川木材、イタヤ、コスモランバー、高又木材、板谷製材所、新発田屋
各社出席の社長さん、会長さんはもうこの業界の大先輩ですから、
いろんな話やお人柄など、年一度、私のとっては楽しく有意義な時間です。
今日は木ではなく、この鉄で作られた変なもの。
仕事柄、例えば鉄のテーブルの脚、階段のササラ桁、手摺、など
建築の部材として必要なものがあり鍛冶屋さんへ行く機会があります。
ん?何?これ
マンホールの重い蓋を持ち上げて作業する為の道具を依頼されて
試行錯誤しながら初めて作られいる最中でした。
ここはこうだと、都合が悪いんだよなぁ・・・など
仮溶接しながら、試し、外し、を繰り返している様子でした。
「こんなん好きじゃねぇーとできねわね」と職人さん。
現代は無いものは無いと言ってもいいほど便利なものに囲まれて、
探せば何かしら見つかるような便利な時代です。
カタログから選択する、
莫大な商品の中から選び出す能力は皆さん長けているかと思われます。
選択肢の一つとして、選ぶではなく、都合いいものを「作る」というのも
あっていいのではないでしょうか・・
鉄でも、木でも、それを加工できる専門職人さんは沢山います。
こういうものが欲しい、近いものはあっても、もっとこうであったらなぁ・・
自ら考え、それを専門職人さんに形にしてもらう。
これほど楽しい作業はありません。
依頼する際のポイントは、それを作る職人さんが
そういった作業が好きかどうか?ノッテくれるかですかね。
by solid6q
| 2016-06-21 07:00
| 現場と職人