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黄肌(黄檗、キハダ)の小径木丸太製材

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 MUKU-DATA  黄肌(キハダ、黄檗) 2.1m  末口φ20cm  


小さなキハダの丸太を製材しました。
樹齢は2~30年ほど(数えてないけど)かと思います。

辺材部分の白太と芯材部分の濃い色合いの境界がハッキリしている国産材が欲しくて。。
国産材で色の濃い木というと槐、黄肌、桑、・・・あと何があったっけ?
ある程度限定された材種になるのかと思います。

丸太の木口を見ると焦げ茶色なのですが、
挽いた直後は、まだ色があまりついていません。
数時間経過してもさほど色は載ってこない。
(チークやパドックの製材直後からの変色とは違います)
年数の経過したキハダは黄色みを帯びた深い茶系に変色したものを目にします。
少しお天道様に焼いてあげた方がいいのかもしれません。


製材の石川さんは子供の頃、お父さんと山にキハダの皮の採取に行っていたそうです。
部分的に剥ぎ取り、また数年すると樹皮が出来てくるようです。
こんな感じだったのでしょうか・・・  → 内山農産様 キハダの木(内皮)

時期的なものなのか、製材前も、製材した板の皮も簡単にスルスルと剥がす事ができました。
元の方からは剥がれ難く、末(木の上)の方から下へ向かって剥ぎ取ると簡単に剥けました。
他の樹皮とは違い、弾力のあるコルク質、
内皮と幹の間は、キハダ特有の真っ黄色です。
昔の人は、この色をみて
直感的にこれは、普通じゃない、
これは薬か何かになると感じたのでしょうね。




曲りのある部分をワザと狙って製材しました。
まだ樹齢のない若い木ですが、
並べると何だか楽しそうに見えます。






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by solid6q | 2017-09-13 07:09 | 無垢内装材